国産はちみつのおすすめ通販と、本物を選ぶためのラベルの見方

国産はちみつは、日本で食べられているはちみつの約6%しかありません。近くの店で見つからなくても、養蜂場が自分で採った蜜を通販で直接買えます。

スーパーに並ぶはちみつの多くは輸入品で、国産があっても種類は限られます。一方、楽天市場などには全国の養蜂場が店を出していて、アカシアやれんげ、みかんといった花の種類や、北海道・秋田・熊本といった産地を選んで買えます。はちみつは常温で長く保存できるので、届くまで数日待っても困ることはありません。

このページでは、国産が少ない理由と輸入品との価格差、「国産」という表示の決まりを確かめたうえで、目的別におすすめの通販を紹介します。

先に結論:目的別のおすすめ国産はちみつ

迷ったら:県名まで書かれた百花蜜を500gで

ふくみつ 岡山県産 百花はちみつ 500gボトル

2,480円(100gあたり496円)

まず何種類か食べ比べたい

春日養蜂場 国産はちみつ 90g×3本(お試し)

2,900円(100gあたり1,074円)

店で買うなら百貨店のはちみつ専門店には、試食できる店もあります(店で買うなら)

クセの少ないアカシアがいい

北信濃養蜂場 長野市産あかしあ 300g

3,590円(100gあたり1,197円)

毎日たっぷり使う(2kg)

ふくみつ 岡山県産 生はちみつ 1kg×2本

8,200円(100gあたり410円)

贈り物にしたい

春日養蜂場 国産はちみつ 150g×3本 ギフト

4,800円(100gあたり1,067円)

店で買うなら百貨店の専門店ラベイユにも、国産はちみつのギフトがあります(店で買うなら)

花・産地・非加熱で選ぶおすすめをもっと見る

国産はちみつは約6%。どれくらい少ない?

農林水産省「養蜂をめぐる情勢」によると、2024年(令和6年)の国内生産量は2,618トン、国内消費量は48,012トンで、自給率は5.5%でした。残りの約94%は輸入品です。

輸入先は中国が32,371トンで、輸入量全体の71.3%を占めます。次いでアルゼンチン(約7%)、カナダ(約6%)、ミャンマー(約3%)です。

日本のはちみつの量(2024年)
区分量割合
国内生産量2,618トン消費量の5.5%
輸入量45,416トン—
 うち中国32,371トン輸入量の71.3%
国内消費量48,012トン100%

ただし、輸入品の約4割は製菓・製パンや飲料などの業務用・加工用に使われ、国産はほぼすべてが家庭用です。家庭向けに出回るはちみつに限ると、国産は約9%。それでも、家庭用のはちみつの約91%は輸入品です。

国産はちみつが少ない理由

  • 生産にお金がかかる。農林水産省は、国産は生産コストの違いもあり、中国産の数倍の価格だとしています。
  • 小さな養蜂家が多い。2025年の調査では、蜜蜂を飼っているのは全国12,150戸。そのうち8,662戸(約7割)は、巣箱が10群未満の小さな規模です(1群は、女王蜂1匹と働き蜂約2万匹の巣箱1箱)。
  • 蜜を採る花が限られる。たとえば、れんげの蜜源として使われた面積は、2016年の約8,400haから2024年は約2,600haになっています(一部の県で調査の中止・再開があり、数字は連続しない点に注意)。
  • 蜜蜂の仕事は、はちみつだけではない。国内の蜜蜂産品の生産額(推定約77億円)のうち、約25億円は野菜や果物の花粉交配に使う蜜蜂です。

国産はちみつの産地:生産量の上位10道県

国産はちみつの産地は、北海道、熊本、秋田、長野、青森の順に多く、この5道県で全国の約4割を生産しています。

はちみつの生産量の上位10道県(2024年)
順位道県生産量全国に占める割合
1位北海道356.4トン13.6%
2位熊本244.2トン9.3%
3位秋田229.1トン8.8%
4位長野218.8トン8.4%
5位青森134.3トン5.1%
6位和歌山115.9トン4.4%
7位愛知100.5トン3.8%
8位静岡92.3トン3.5%
9位福岡89.5トン3.4%
10位愛媛85.2トン3.3%

出典は農林水産省「養蜂をめぐる情勢」(各都道府県からの聞き取り)。県名にリンクがあるものは、その県のはちみつ専門店や地元の養蜂場を紹介するページに進めます。

国産と輸入の価格差:100gあたりで約2〜3倍

国産はちみつは、輸入品よりかなり高くなります。まず、取引の段階の価格を1kgあたりで比べます。

はちみつ1kgあたりの価格:国産の卸売価格と輸入価格(2024年)
  • 国産卸売価格の平均 1,900円
  • カナダ産輸入価格 852円
  • 輸入品全体の平均輸入価格 456円
  • アルゼンチン産輸入価格 442円
  • ミャンマー産輸入価格 297円
  • 中国産輸入価格 282円

国産は日本養蜂協会からの聞き取りによる卸売価格の平均(1kgあたり1,200〜2,500円の幅がある)。輸入品は財務省「貿易統計」のCIF価格で、関税や国内での瓶詰め・流通の費用を含みません。どちらも農林水産省「養蜂をめぐる情勢」より。取引の段階が違うため、目安として見てください。

国産の卸売価格は、中国からの輸入価格の約7倍です。店頭の価格は流通や瓶詰めの費用が加わるので差は縮まりますが、それでも2〜3倍ほどの差が残ります。

同じメーカーの公式ショップで、産地だけを変えて100gあたりの価格を比べてみます。埼玉の武州養蜂園は、国産と輸入の両方のはちみつを扱っています。

100gあたりの価格:産地による違い(武州養蜂園 公式ショップ)
  • 国産純粋蜂蜜750g・6,696円 893円
  • ハンガリー産アカシア500g・2,376円 475円
  • ニュージーランド産500g・1,664円 333円
  • 中国産アカシア「花の露」500g×2本・2,849円 285円

武州養蜂園 公式ショップの表示価格(税込)を100gあたりに直したもの。「花の露」は送料込みの価格、ほかは送料別。花の種類や味は同じではありません。価格は変わることがあるため、購入前に各ショップでご確認ください。

国産の100gあたりは893円で、中国産アカシアの約3.1倍、ハンガリー産アカシアの約1.9倍でした。

ただし、国産どうしでも価格の幅は広く、このページで紹介する商品だけでも、100gあたり400円台から2,100円台まで差があります。容量が大きいほど100gあたりは安くなり、百貨店の専門店や日本みつばちの蜜、花の種類と生産者を絞ったものほど高くなる傾向です。

国産を割安に買うなら:岡山県産の生はちみつ1kg×2本で8,200円(100gあたり410円)。このページで紹介する国産の中で、100gあたりの価格がもっとも安い商品です。

「国産」表示の決まり

はちみつのラベルには、業界の表示ルールがあります。「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」といい、景品表示法にもとづいて消費者庁と公正取引委員会の認定を受けた自主ルールです。全国はちみつ公正取引協議会の会員などがこれに従って表示しています。

国産かどうかを見分けるうえで大事な決まりは、次の4つです。

  • 採れた国は「原材料名」か「原料原産地名」に書く

    国内で採れたはちみつは「はちみつ(国産)」のように、原材料名の次の()内に書きます。原料原産地名の欄を別に設けて書く方法もあります。外国で採れたものは「中国」「アルゼンチン」のように国名を書きます。

  • 「国産」とだけ書けるのは、すべて国内で採れた蜜

    採れた国を「国産」とだけ表示する場合は、原料の蜜のすべてが国内で採れたものでなければなりません(規約第4条)。外国産と混ぜたものは、重量の多い順に国名を並べます。たとえば「アカシアはちみつ(国産)、レンゲはちみつ(中国、カナダ、その他)」のように、3か国目以降は「その他」とまとめられます。

  • 「国産」の代わりに県名を書いてもよい

    国産品は、「国産」の代わりに採れた場所の都道府県名や、一般に知られている地名を書くことができます。「はちみつ(岡山県産)」のような表示は、県まで分かるぶん、「国産」より詳しい表示です。

  • 花の名前は、その花の蜜が「すべてか大部分」のとき

    「アカシア」「れんげ」のように1つの花の名前を付けられるのは、蜜のすべてか大部分がその花のもので、その花の特徴があるときに限られます。なお「百花蜜」の「百」は100という数ではなく「多くの」という意味で、いろいろな種類の花を蜜源とするはちみつのことです(全国はちみつ公正取引協議会)。

協議会は毎年、すべての会員から製品を提出させ、表示が正しいか、品質が基準に合っているかを民間の研究機関に検査させています。また、国産はちみつの水分の基準は22%以下で、輸入品(20%以下)より少しゆるくなっています。雨の多い日本の気候で、花の蜜の水分が多くなりやすいためと説明されています。

「国内充填」「日本製」は国産の意味ではない

日本の工場で瓶に詰めたはちみつでも、採れた国が外国なら、原材料名の()内には「中国」などの国名が書かれます。商品名や説明に「国内充填」「日本製」とあっても、国産かどうかは原材料名か原料原産地名の欄で確かめてください。

産地を偽った表示が見つかった例もある

表示のルールがあっても、守られない例はあります。2013年には、福岡県の業者が中国産を約2割含むはちみつを「国産」と表示したり、産地を決めずに仕入れたはちみつに「熊本」「福岡」と表示したりして販売していたとして、福岡県がJAS法と景品表示法にもとづいて改善を指示しました(NetIB-News、2013年)。生産者や販売元がはっきりした商品を選ぶことが、買う側にできる自衛策です。

本物の国産はちみつの選び方

表示のルールをふまえて、国産はちみつを選ぶときに見たいポイントを5つにまとめました。通販なら、商品ページの「原材料名」「原産地」「製造者」の欄と説明文で確かめられます。

1. 原材料名が「国産」か県名だけになっているか

まず、原材料名か原料原産地名が「国産」または「○○県産」だけになっているかを見ます。「国産、中国」のように外国の名前が並んでいれば、外国産を混ぜたはちみつです。国産を探しているなら、ここがいちばん大事な確認点です。

2. 産地がどこまで絞られているか

同じ国産でも、表示の細かさには差があります。「岡山県産」「長野市産」のように県や市町村まで書かれたものは、どこで採れた蜜かがはっきりしています。一方、「日本(北海道・九州など)」のように複数の地域の蜜を合わせたものもあり、こちらは採れる年によって味や色が変わることがあると説明している店もあります。どちらも国産ですが、産地の味を楽しみたいなら、県名や地名まで書かれたものを選びます。

3. 蜜源の花で味の傾向をつかむ

はちみつの色や風味は、蜜を集めた花の種類で大きく変わります。淡い色の蜜ほどクセが少なく、濃い色の蜜ほど香りや風味が強い傾向があります。国産でよく見かける花の蜜を、色の目安とあわせて並べました。

国産でよく見かける蜜源の花
花色の目安このページで紹介する産地の例
アカシア 長野県長野市、秋田県小坂町
れんげ 国産(熊本県八代市の養蜂園、山田養蜂場)
みかん 愛媛県宇和島市
りんご 青森県、長野県長野市
百花(いろいろな花) 岡山県、岐阜県、北海道など
トチ 岩手県軽米町
そば 北海道

色の目安は一般的な傾向で、同じ花でも採れた年や場所で変わります。アカシアは結晶しにくく、そばなどは結晶しやすい蜜です(全国はちみつ公正取引協議会)。どの花が好みか分からない人は、少量ずつの食べ比べセットから始めると選びやすくなります。花ごとの味の違いははちみつの種類と味の違いで詳しく紹介しています。

4. 生産者が自分で採った蜜か

養蜂場が自分で巣箱を置き、採った蜜をそのまま瓶に詰めて売る商品は、どこで誰が採ったかがはっきりしています。商品ページに「自社採蜜」「自家採蜜」と書かれているか、製造者の住所が養蜂場になっているかを見ます。中には、岐阜の春日養蜂場のように採蜜した年月と採蜜した人の名前を商品ページに書く養蜂場や、百貨店の専門店ラベイユのように「秋田 アカシア(藤村氏)」と養蜂家の名前を商品名に入れる店もあります。

5. 量と100gあたりの価格

国産は、容量が大きいほど100gあたりが安くなります。このページで紹介する商品では、養蜂場などの1kg以上のものが100gあたり400〜800円ほど、200〜300gの瓶が500〜1,600円ほど、百貨店の専門店は250gで1,900円ほど、1kgでも1,600円ほどでした。毎日使うなら500g〜1kg、いろいろ試したいなら小さな瓶のセット、と使い方で選ぶのが現実的です。

反対に、国産の卸売価格は1kgあたり平均1,900円(100gあたり190円)です。小売なのにこれに近いか、下回るような価格の「国産」を見かけたら、原材料名や販売元をよく確かめてください。

「非加熱」「生」は説明を読んで選ぶ

「はちみつ 国産 非加熱」で探す人も多いですが、全国はちみつ公正取引協議会によると、「非加熱」や「生はちみつ」に世界共通の定義はありません。一般的な製造では、ろ過の前に結晶を溶かすため湯せんなどで温めていて、「非加熱」が巣の中の温度(約38℃)くらいの低い温度で温めることを指す場合もあるといいます。こだわりたい人は、温度や作り方を商品ページでどう説明しているかを読んで選びましょう。

目的別のおすすめ通販

ここまでの条件(原材料名が国産か県名だけ、産地や生産者がはっきりしている、レビューが十分にある、価格が相場の範囲内)を満たす商品から、目的別に選びました。多くは、養蜂場や産地の店が楽天市場に出している店です。価格は変わることがあるため、最新の価格は各ショップでご確認ください。

カードの「蜜の色」について色の濃さの目安です。淡い蜜ほどクセが少なく、濃い蜜ほど風味が強い傾向があります。

毎日使う1本なら:県名まで書かれた百花蜜

編集部のおすすめ

毎日使う国産の1本に

ふくみつ 岡山県産 百花ボトルはちみつ 500g

ふくみつ 岡山県産 百花ボトルはちみつ 500g

種類
岡山県産百花はちみつ(非加熱)
産地
岡山県(製造者:福島養蜂所・久米郡美咲町)
価格
2,480円(100gあたり496円)
  • 原材料は「生はちみつ(岡山県産)」
  • 注ぎやすいボトル入り500g
  • 楽天市場のレビュー480件以上

岡山県美咲町の福島養蜂所がつくる「ふくみつ」の百花蜜です。原材料名は「生はちみつ(岡山県産)」と県まで書かれていて、500gで2,480円(100gあたり496円)。500g前後の1本で比べると、このページで紹介する国産の中で100gあたりの価格がもっとも手ごろでした。楽天市場のレビューは480件以上で、評価は4.84です。

まず食べ比べたいなら:お試しセット

3種類を少しずつ試したい

春日養蜂場 岐阜県産はちみつ 選べる90g×3本(お試し)

春日養蜂場 岐阜県産はちみつ 選べる90g×3本(お試し)

種類
国産はちみつ(3種食べ比べ)
産地
岐阜県垂井町(自社採蜜)
価格
2,900円(100gあたり1,074円)
  • 岐阜の養蜂場が自分たちで採った蜜から3種類を選べる
  • 90gずつなので、好みを探す食べ比べに向く
  • 送料無料。楽天市場のレビューは1,900件以上

岐阜県垂井町の春日養蜂場が、自分たちで採った蜜から3種類を選べる90g×3本のセットです。2,900円で送料無料。楽天市場のレビューは1,900件以上(評価4.69)で、レビューの数から見ても多くの人が買っているセットです。気に入った蜜は、同じ店の600g×2本(7,400円)などで買い足せます。

静岡・浜松の非加熱3種

養紡屋 静岡の生はちみつ お試し50g×3

2,600円(100gあたり1,733円)

気に入ったら600g×2本で

春日養蜂場 国産はちみつ 600g×2本

7,400円(100gあたり617円)

花の種類で選ぶ

1つの花の蜜(単花蜜)は、その花らしい色と香りがはっきり出ます。国産でよく見かけるアカシアとれんげを大きく紹介し、ほかの花は小さなカードで並べました。

アカシア:クセが少なく使いやすい

北信濃養蜂場 なごみつ 長野市産あかしあはちみつ 300g

北信濃養蜂場 なごみつ 長野市産あかしあはちみつ 300g

種類
国産アカシア
産地
長野県長野市
価格
3,590円(100gあたり1,197円)
  • 長野市で採れたアカシアのはちみつ
  • ほかの地域の蜜とブレンドしていないと表示
  • 楽天市場の評価は4.90

長野市の北信濃養蜂場が採ったアカシアのはちみつで、ほかの地域の蜜とはブレンドしていないと表示しています。300gで3,590円。楽天市場の評価は4.90(259件)です。アカシアは色が淡くクセが少ないうえ、結晶しにくいので、パンやヨーグルトに毎日かけやすい蜜です。

れんげ:すっきりした甘さの定番

西岡養蜂園 国産 純粋 れんげ蜂蜜 500g チューブ入り

西岡養蜂園 国産 純粋 れんげ蜂蜜 500g チューブ入り

種類
国産れんげ(非加熱と表示)
産地
国産(熊本県八代市の西岡養蜂園)
価格
3,200円(100gあたり640円)
  • 熊本県八代市の養蜂園が、一面のレンゲ畑で採蜜したと説明
  • 「非加熱」と表示
  • 使いやすいチューブ入り。1kg瓶(6,600円)もある

熊本県八代市の西岡養蜂園のれんげ蜂蜜です。一面のレンゲ畑で採蜜したと説明していて、「非加熱」と表示しています。500gのチューブ入りで3,200円(100gあたり640円)。店は、すっきりした味わいで色は黄金色と紹介しています。たっぷり使うなら1kgの瓶(6,600円)もあります。

みかん:愛媛・宇和島の吉田町産

きなはいや 宇和島・吉田町産みかん蜂蜜 500g

3,350円(100gあたり670円)

トチ:岩手・軽米町産

小森養蜂園 軽米産トチ蜜 450g

3,880円(100gあたり862円)

そば:北海道産の濃い蜜

かの蜂 北海道産そば蜂蜜 300g

1,656円(100gあたり552円)

産地で選ぶ:生産量の上位5道県

生産量の多い5道県から、それぞれの道県の養蜂場の蜜を選びました。北海道はいくつもの花、青森と長野はりんご、秋田はアカシアと、産地ごとに特徴のある蜜があります。

北海道(1位):5種類を40gずつ

太田養蜂場 北海道産はちみつ 40g×5本 食べ比べ

2,800円(100gあたり1,400円)

熊本(2位):八代市の養蜂園のれんげ

西岡養蜂園 国産れんげ蜂蜜 500g

3,200円(100gあたり640円)

秋田(3位):小坂町産アカシア

小松養蜂場 小坂町産アカシア 250g

2,441円(100gあたり976円)

長野(4位):長野市産りんご

北信濃養蜂場 長野市産りんごはちみつ 200g

2,290円(100gあたり1,145円)

青森(5位):養蜂場のりんごはちみつ

平養蜂場 青森県産りんごはちみつ 500g

3,380円(100gあたり676円)

北海道の太田養蜂場のセットは、アカシア・ホワイトクローバー・百花・オオハンゴンソウ・シナの5種類。秋田の小松養蜂場のアカシアは、商品名に「100%自家採蜜」と書かれています。ほかの県の生産者のはちみつは、県ごとのページで紹介しています。

「非加熱」と表示されたものを選ぶなら

「加熱しない」と明記した養蜂家の蜜

はちみつ養紡屋 国産非加熱はちみつ 選べる500g×2本

はちみつ養紡屋 国産非加熱はちみつ 選べる500g×2本

種類
国産はちみつ(非加熱)
産地
静岡県浜松市
価格
7,980円(100gあたり798円)
  • 静岡・浜松の養蜂家の国産はちみつ
  • 「加熱しない・何も混ぜない」と表示
  • 楽天市場の評価は4.86

静岡県浜松市の養紡屋は、自分たちのはちみつを「加熱しない・何も混ぜない」と表示しています。500g×2本で7,980円から(種類により9,600円まで)。楽天市場の評価は4.86(283件)です。少し試したい人は、50g×3個のお試しセット(2,600円)もあります。

このほか、上で紹介した西岡養蜂園のれんげは「非加熱」、ふくみつは原材料名を「生はちみつ」、小松養蜂場のアカシアは商品名に「非加熱」と書いています。前に書いたとおり「非加熱」に共通の定義はないので、気になる人は各店の説明を読んで比べてください。

たっぷり使うなら:1kg以上

1kg×2本で100gあたり410円

ふくみつ 岡山県産 生はちみつ 選べる1kg×2本セット

ふくみつ 岡山県産 生はちみつ 選べる1kg×2本セット

種類
岡山県産はちみつ(非加熱)
産地
岡山県(製造者:福島養蜂所・久米郡美咲町)
価格
8,200円(100gあたり410円)
  • 原材料は「生はちみつ(岡山県産)」、製造は美咲町の福島養蜂所
  • 春・晩春・初夏・夏・秋・百花から2本を選べる
  • 楽天市場のレビュー700件以上

毎日のトーストや料理にたっぷり使うなら、大きな容量が割安です。ふくみつの1kg×2本は8,200円で送料無料、100gあたり410円。春・晩春・初夏・夏・秋・百花の中から2本を選べます。原材料名は「生はちみつ(岡山県産)」。楽天市場のレビューは700件以上(評価4.81)です。

1kgを1本で(北海道・九州などの国産)

熊手のはちみつ 国内産百花 1kg

4,380円(100gあたり438円)

秋田のアカシアを1kg

小松養蜂場 秋田アカシア 1000g

6,910円(100gあたり691円)

熊手のはちみつの1kgは、原産国を「日本(北海道・九州など)」と表示した、複数の地域の国産はちみつです。採れる花によって年ごとに味や色が変わると説明されています。産地の味より量と価格を重視する人に向いています。

贈り物にするなら

5,000円以内で贈る

春日養蜂場 国産はちみつ 150g×3本 ギフト

春日養蜂場 国産はちみつ 150g×3本 ギフト

種類
国産はちみつ(ギフト)
産地
岐阜県
価格
4,800円(100gあたり1,067円)
  • 岐阜の養蜂場の国産はちみつ3本
  • 箱・熨斗・包装つきで届く
  • 5,000円以内で贈れる

春日養蜂場の国産はちみつ150g×3本のギフトで、箱・熨斗・包装つきで届きます。4,800円。3種類の蜜を食べ比べられるので、はちみつ好きの人への贈り物に向いています。

3,500円・送料無料のギフト

ふくみつ 岡山県産 百花蜜 150g×3個ギフト

3,500円(100gあたり778円)

ギフト箱入り・包装とのし無料

武州養蜂園 国産純粋蜂蜜 750g ギフト箱入り

7,053円(100gあたり940円)

1歳未満の赤ちゃんには与えない

国産でも、非加熱でも、1歳未満の乳児にははちみつを与えないでください。乳児ボツリヌス症の原因となる菌は、通常の加熱や調理では死にません(厚生労働省)。小さな子どもがいる家庭への贈り物では、とくに気をつけましょう。

予算や相手に合わせた選び方は、はちみつのギフトでまとめています。

めずらしい「日本みつばち」のはちみつ

国内で飼われている蜜蜂のほとんどは、西洋みつばちです。日本の在来種である日本みつばちを飼う人は6,085戸と飼育戸数の約半分ですが、群の数は約2.5万群で、全体(約24.2万群)の約1割にとどまります。採れる量が少ないぶん、100gあたりの価格は高めです。

広島・廿日市の養蜂園

蔦川蘭蜂園 百花和蜜(日本ミツバチ)150g

1,800円(100gあたり1,200円)

長野県産・松本の専門店

信州蜂蜜本舗 日本みつばちの蜂蜜 150g

3,240円(100gあたり2,160円)

どこで売ってる?店で買うなら

国産はちみつは、スーパー、百貨店のはちみつ専門店、養蜂場の直営店、道の駅や農産物直売所などで買えます。ただ、家庭向けに出回るはちみつのうち国産は約9%なので、どの店にもたくさんの種類があるわけではありません。

国産はちみつの売り場と特徴
売り場国産の品ぞろえ特徴
スーパー少なめ輸入品が中心。原材料名の()内で産地を確かめる
百貨店のはちみつ専門店ラベイユ、ミールミィなど養蜂家の名前や産地入りの蜜試食できる店も。100gあたりの価格は高め
養蜂場の直営売場山田養蜂場など自社ブランドの国産れんげ300gで4,860円(山田養蜂場)
道の駅・農産物直売所地元の養蜂家の蜜品ぞろえは店と季節しだい
通販楽天市場・Amazon・養蜂場の公式多い花・産地・量を選べる。100gあたり400円台から

スーパー

スーパーのはちみつ売り場は輸入品が中心です。国産を探すときは、商品名やパッケージの絵より先に、原材料名の()内か原料原産地名の欄を見ます。「純粋」という言葉は、はちみつ以外のものが混ざっていないという意味で、産地とは関係ありません。ラベルの読み方ははちみつのラベルの見方で詳しく解説しています。

百貨店のはちみつ専門店・養蜂場の直営売場

国産を手に取って選ぶなら、百貨店のはちみつ専門店が候補です。ラベイユは東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡の6都府県に19店あり、「秋田 アカシア(藤村氏)」「長野 アカシア(黒澤氏)」のように養蜂家の名前を入れた国産の蜜を扱っています(どちらも250gで4,752円)。店によっては全商品を試食できます。

京都のミールミィ(三条本店・京都高島屋・阪急うめだ)は、同社の「ハニーハンター」が養蜂家を直接訪ねて採蜜を一緒に行い、鹿児島から北海道まで各地の国産蜂蜜を仕入れていると説明しています。岡山の山田養蜂場は、本社のある鏡野町の直営店のほか、百貨店などに売場があり、「里山のれんげ蜂蜜【国産】」などを扱っています。

山田養蜂場の国産はちみつは通販でも買えます:「里山のれんげ蜂蜜【国産】」300gは、楽天市場の公式ショップで4,860円です。

専門店の国産はちみつは、養蜂家や産地がはっきりしているぶん、価格は高めです。同じアカシアで100gあたりの価格を比べると、次のようになりました。

国産アカシアの100gあたりの価格:専門店と比べていくら安い?

棒が長いほどお得。ラベイユの秋田アカシア250g(100gあたり1,901円)と比べて、100gあたりいくら安いかを表しています。

  1. 最安小松養蜂場 秋田のアカシア1kg・6,910円・Amazon 1,210円安い691円
  2. 小松養蜂場 秋田県小坂町産アカシア250g・2,441円・楽天市場 925円安い976円
  3. 北信濃養蜂場 長野市産あかしあ300g・3,590円・楽天市場 704円安い1,197円
  4. ラベイユ 秋田アカシア(藤村氏)1kg・16,416円・公式通販 259円安い1,642円
  5. ラベイユ 秋田アカシア(藤村氏)250g・4,752円・公式通販 基準の価格1,901円

各ショップの表示価格(税込)を100gあたりに直したもの。送料は含みません。生産者や採れた場所が違うため、味は同じではありません。価格は変わることがあるため、購入前に各ショップでご確認ください。

同じ秋田県産のアカシアなら:小松養蜂場の小坂町産は250gで2,441円(100gあたり976円)です。

専門店は、試食して好みの蜜を見つけたり、贈り物を相談したりできるのが強みです。好みの花が決まっているなら、通販で生産者から直接買うほうが、100gあたりの価格を抑えられます。全国の専門店の探し方ははちみつ専門店の探し方で紹介しています。

道の駅・農産物直売所・ふるさと納税

産地の道の駅や農産物直売所には、地元の養蜂家のはちみつが並ぶことがあります。品ぞろえは店や季節によって変わるので、旅行や帰省のついでに探してみるのも楽しみ方の1つです。また、奈良県十津川村や山形県朝日町のように、ふるさと納税の返礼品に地元のはちみつを出している自治体もあります。

近くで買える店や地元の養蜂場は、県ごとのページで紹介しています。

国産はちみつの保存のしかた

はちみつは糖度が約8割と高く、水分活性が低いため、常温で長く保存できます(全国はちみつ公正取引協議会)。保存は直射日光を避けた常温で大丈夫です。開けたあとは湿気を吸いやすいので、フタをしっかり閉めます。

国産は輸入品より水分の基準が少しゆるく、協議会は、水分が多いと発酵や泡立ちなどの変質を招きやすくなると説明しています。濡れたスプーンを入れない、使ったらすぐフタを閉める、といった扱いを心がけましょう。

冷えると、ブドウ糖が結晶して白く固まることがあります。結晶したかどうかで品質の良し悪しは決まりません。溶かすときはフタを外し、湯せんでゆっくり温めて、60℃を超えないようにかき混ぜます。賞味期限は、多くのメーカーが瓶に詰めてから2年に設定しています。

よくある質問

国産はちみつはどこで売っていますか?

スーパーにも並びますが、家庭向けに出回るはちみつのうち国産は約9%しかなく、種類は限られます。百貨店のはちみつ専門店(ラベイユ、ミールミィなど)や山田養蜂場の直営売場、道の駅や農産物直売所でも買えます。花や産地を選びたいなら、養蜂場が直接売っている通販のほうが選択肢は多くなります。

国産はちみつはなぜ高いのですか?

農林水産省は、国産は生産コストの違いもあり、中国産の数倍の価格だとしています。2024年の国産の卸売価格は1kgあたり平均1,900円で、中国からの輸入価格(1kgあたり282円。関税や国内の流通費は含まない)の約7倍でした。国内で採れる量も年に約2,600トンと限られています。

「国産」と書いてあれば、中身はすべて国産ですか?

はちみつの表示のルール(公正競争規約)では、採れた国を「国産」とだけ書けるのは、原料の蜜がすべて国内で採れたものに限られます。外国産と混ぜた場合は、重量の多い順に採れた国を並べて書きます。ただし、これは全国はちみつ公正取引協議会の会員などが従う業界の自主ルールで、過去には産地を偽った表示に行政が改善を指示した例もあります。

「国内充填」「日本製」と書かれたはちみつは国産ですか?

国産とは限りません。はちみつが採れた国は、原材料名の()内か、原料原産地名の欄に書かれます。日本の工場で瓶に詰めていても、そこが「中国」や「アルゼンチン」なら外国で採れたはちみつです。

非加熱の国産はちみつは、どう選べばいいですか?

「非加熱」や「生」には世界共通の定義がなく、巣の中の温度(約38℃)くらいまで温めることを指す場合もあります(全国はちみつ公正取引協議会)。こだわりたい人は、商品ページで温度や作り方をどう説明しているかを読んで選んでください。

国産はちみつは冷蔵庫で保存したほうがいいですか?

常温で大丈夫です。全国はちみつ公正取引協議会は常温での保存を案内していて、開けたあとは湿気を吸わないようにフタをしっかり閉めます。冷えると結晶して白く固まりやすくなります。固まったら、湯せんで60℃を超えないようにゆっくり溶かしてください。

赤ちゃんに国産はちみつを与えてもいいですか?

1歳未満の乳児には与えないでください。国産でも、非加熱でも同じです。厚生労働省は、1歳未満の乳児がはちみつを食べると乳児ボツリヌス症にかかることがあり、原因となる菌は通常の加熱や調理では死なないと注意しています。

まとめ

国産はちみつは、国内で食べられているはちみつの約6%しかなく、スーパーでは種類が限られます。百貨店の専門店や産地の直売所でも買えますが、花や産地を選んで買いたいなら、養蜂場が直接売っている通販が便利です。

選ぶときは、原材料名が「国産」か県名だけになっているか、産地や生産者がはっきりしているかを確かめます。100gあたりの価格で比べると、容量や売り場による差も見えてきます。

毎日使う1本

ふくみつ 岡山県産 百花はちみつ 500gボトル

2,480円(100gあたり496円)

まず食べ比べ

春日養蜂場 国産はちみつ 90g×3本(お試し)

2,900円(100gあたり1,074円)

アカシアで選ぶ

北信濃養蜂場 長野市産あかしあ 300g

3,590円(100gあたり1,197円)

贈り物に

春日養蜂場 国産はちみつ 150g×3本 ギフト

4,800円(100gあたり1,067円)

このページの情報源

統計は農林水産省、表示のルールは公正競争規約と全国はちみつ公正取引協議会の公表資料をもとにしています。商品の価格・表示は、各ショップ(養蜂場の楽天市場店、Amazon、武州養蜂園 公式ショップ、ラベイユ公式通販)の商品ページの情報です。